【71日目】髪の毛を切る時の道具によって傷み方が変わる!
6月10日。
みなさん、
自分の髪をカットするときにどんな道具で切っていますか?
美容室で美容師さんに切ってもらう時は、
髪を切る専門のハサミ(シザー)がほとんどだと思いますが、
時々カミソリのような形をしたレザーという道具で、
髪の毛を削がれたことがある方もおられるかもしれません。
また自宅で自分で髪の毛を切る時は、
「めんどくさいからこれ使っちゃえ!!」
と、机にでも置いてあった工具バサミを使っているという方もいるかもしれません...
実はどの道具で髪を切るかによって、
髪のダメージに大きな変化が現れます。
それでは、
それを詳しく解説して行きますね!
(もし工具バサミで髪を切っていた方は、
この記事を見ていただいたあと、
絶対にやめようと思うことでしょう...😨)
✂︎ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
先ほど紹介した3種類を、
その道具で髪を切った後の断面図と一緒にどれだけ傷むのか紹介して行きますね!!
[1]美容室でのシザーカット
ダメージレベル : ★☆☆☆☆(Lv.1)
ダメージレベルに関しては目安として見ていただけたらと思います!
実は、
髪を切るだけで髪は傷みます。
ちょっと衝撃ですよね...笑
髪の内部は3層構造をしていて、
普通であれば一番外側のキューティクルという“鎧”によって髪は守られています。
ですが、
髪を切ることで切った断面が出現しますよね。
この断面は当然ながらキューティクルによって保護されていません。
髪は99%を強固な鎧を纏っているものの、
毛先の断面だけは丸裸って感じですかね...笑
なので、
この理由からもトリートメントで髪を毎日ケアすることはすっごく大切なんです!!
断面図はこちら👇
(『プロのケア力 美しい髪に責任が持てますか?』株式会社アリミノ著 より引用)
[2]美容室でのレザーカット
ダメージレベル : ★★★☆☆ (Lv.3)
”シザー“と“レザー”。
一文字違いでも形・仕上がりの特徴が全く異なります。
その特徴の違いの1つにダメージの違いがあります。
なぜ種類が違うだけでダメージに差が出てくるのか。
その理由は、
“毛髪断面の面積の違い”
にあります。
先ほど少し説明しましたが、
髪を切ることで髪の断面は全く保護されていない裸状態になります。
レザーの場合、
その裸の面積がシザーよりも大きくなります。
断面の面積が大きくなればなるほどその断面から水分が蒸発したり、
切れ毛や枝毛発生の原因なったりします。
なので、
結果として髪を傷めやすくなってしまいます。
もちろん、
レザーにしか出せない質感もありとても良い道具なのは間違いありません。
なので美容師さんと相談してレザーを使ってただけたらと思います!!
断面図はこちら👇
(『プロのケア力 美しい髪に責任が持てますか?』株式会社アリミノ著 より引用)
[3] 自宅で工具バサミカット
ダメージレベル : ★★★★★★★(Lv.7)
...はい、かなりやばいですよ 笑
先ほどまで見ていただいた断面図は、
面積には違いがありましたが断面はきれいでしたよね。
これは先に断面図を見てもらいましょう。
(『プロのケア力 美しい髪に責任が持てますか?』株式会社アリミノ著 より引用)
やばくないですか?笑
工具バサミ使ったことある人なら、
一発できれずハサミに髪が挟まった経験あるんじゃないでしょうか?
そんな風にちゃんときれないとあんな感じになっちゃいます。笑
あの画像を目に焼き付けていただければと思います...
✂︎ - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
以上で、髪を切る時の道具による傷み方の違いでした!
見た目ではすぐわからなくても切った以上、
髪は実は傷んでます。
それを忘れずに毎日過ごしていきましょう😊
<<終わり>>